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ウイスキーは日本の酒である

2012/02/12

ウイスキーは日本の酒


ウイスキーは日本の酒である

「ウイスキーは日本の酒である」こんな題名の本があった
そんなはずはないウイスキーは洋酒である
興味を抱いて読んでみた
面白い
内容はウイスキーの作り方なのだけど、も一度言うが面白い

興味を抱いたのは

製造するときはブレンダーがいろんな樽から量を決めてブレンドする
そのために毎回同じウイスキーはない
たとえシングルモルトでも樽によってできが違うので、ブレンドする
ウイスキーはそうしてできるのだと始めて知った

もう一つ分かったのは年数の長い酒が美味しいとは言えない事
10年、12年には、けしてその年数のウイスキーだけが入って訳ではなく
熟成の進んだ物や他のウイスキーも加える
ウイスキーは荒さも必要ようで10年とか12年が良い事もある

山崎12年を美味しいと思ったが、頂いた18年物が12年より美味しいとは
最後まで思わなかった(個人差ですよね)
ブレンダーの腕が一番出る年代のようだ

ラフロイグをまだ飲んでいる

私はまだラフロイグを飲んでいる
毎回無くなりそうになると、ネットで酒屋を回って少しでも安く購入する
その際は送料は大事なポイントになる
本数と送料で一本の価格を出してから、妻にお伺いを立てる
許可が下りれば商談成立となる
それでも酒屋で買うよりは遙かに安い、半額とはいかないまでもそれに近い
ネットで安いのは酒と薬と思っている

それからこの本を読んでラフロイグがまた一段と美味しくなった

正規輸入物と並行輸入物

何だそれはと思った
正規輸入物は日本向け
並行輸入物はドイツ、イタリア、北米向け
それで蒸留所によっては、ブレンドを変える
ネットで見てると750ml43℃と700ml40℃とか同じウイスキーでも違う
とにかく物は違って当たり前と思う気持ちと
前回と同じ味で飲みたいと思う気持ちで悩む

響12年




「ウイスキーは日本の酒である」を読んでもう一つ思ってる事がある
それは響12年を飲みたいと思うこと

『響12年』は別格:ウイスキーの定義を変えたウイスキー

楽しみがもう一つ増えたと思う


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