ルアーロッド
ヤマガ BlueCurrent JH-Special 65/TZ ヤマガ BlueCurrent 72/TZ ヤマガ BlueCurrent Jig-Special 72TZ/NANO
リール
ウァンキッシュ1000PGS ウァンキッシュC2000HGS
ライン
デュエル ARMORED F+ 0.1号(4lb) デュエル ARMORED F 0.4号(6lb) ラパラ ラピノヴァX マルチゲーム PEライン0.18号(6lb)
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箇条書き
アジはいるのに釣る事ができねえ〜 情けない
風とゴミ
暑くない、寒いかも
魚の〆を考えてナイフ(包丁)を使ってみた
24匹では少ないと島の釣り人、ほっといてや
浮き釣りで爆釣
中通しのライン抵抗
アジはいるのに釣る事ができねえ〜 情けない
月夜は釣れない、そんな事は分かってる、分かっていながら飲む酒のようなもので、釣りに行きたい気持ちを抑えたくない。
てなわけで、またまたH島に釣行。 なにせ前回は60匹も予想以上に釣れたのだから、間違いはまたあっても良いだろう、しかし、現実はよくある話しのように釣れなかった。
「釣れなかった」というより、釣る事ができなかったのだ。 というのも、アジはライズするほどいるのに、それを上手く釣る事ができなかったのだ、情けない話し。
でも、人間は窮地に立つとなんとかするもの、私もなんとかできたと思う、それで結果24匹の釣果で恥じる事などない、てか、釣果で落ち込むようなら釣りなんかしていない。
風とゴミ
釣れなかった原因は風とゴミ。 「風が吹いて釣れなかった」と言うと「天気を調べてこなきゃ」などと言うわれる、調べてない訳がないだろうと言いたい、出掛けに見た天気予報は、後ろからの風で風力も落ちるはずだった、ところが、一晩吹いたのは横風で、風の強さも思うほどには落ちなかった。
PEラインで釣りをしてる私には、横風はラインが舞い上がって釣り辛い、今回はエステルラインに戻そうかと本気で考えてしまった。
天気予報と現実が違うのは、普通にある事と考えるべきで、その中をどのように釣るかは、釣りの楽しみでもある、私が、延べ竿からルアーに変わった一つの理由はこんなときに対処し易いからで、ルアーの方が引き出しが多い、つまり沢山の手立てがあるからだ。
引き出しが多いルアーはその分、エサ釣りしかしてこなかった私には難しかった、頭の中を全部変えなくてはいけないほどだった、でも大丈夫、アホだから変える頭は最初からない、結果、中途半端な私。
何が何でもアジを釣りたければ、サビキで釣れば間違いないだろう、それはそれで楽しいもの、釣り味を求めれば延べ竿をすれば、迫力満天だろう。
せっかくルアーをしているのだから、どうやって釣ってやろうか考える。
話が横風から脱線してしまった、風の次はゴミの話し。 半端ないゴミ、海草が流れるのもゴミと言うが、この日のゴミは、豪雨災害のときに流されたゴミだと島の人に教えてもらった。
「そうか、そうだったか」といまさらながら、水害の大変さを感じた。 それでこの島の反対側の波止はゴミに占領されてるそうで、私もフェリーからゴミが多い事が見て取れた、そのときのゴミが、私が釣る波止を占領している時間があった。
話は違うが、このゴミで分かる事、例えばゴミがプランクトンやアミの浮遊生物ならば、沖からこの波止に流れて来る、この波止にアジが集まって来るのも理解できる。
そんな理由で、風でアワセ遅れが多発して数が伸びなかった、ゴミで釣る事えできなかった、釣れなった言い訳は終わり。
暑くない、寒いかも
前回釣行では死にたいほど暑かった、それで今回は冷たい水をポット三本に1.9L入れて持参した、これは重かった、水は釣りと同じで我慢すると体に悪い(笑い)
ところが風のお陰で、暑くない丁度良い感じの夜で、寒いかもと思う時間もあった。 これが冬なら、たぶん「風で寒くて死ぬかと思った」となるのだろうから、人間て面白いと笑ってしまう。
20:31
明るい時間は、7gのジグヘットを投げ込んで、アタリがあると喜んでいた、暗くなる19:30には釣れても良いと思っていたのだが、アタリがない、移動して釣ったのが上の二匹のアジ。
この場所は前回の釣行でも最初に釣れた場所、私としては一押しの場所なのだ、やはりここかと思ってしまった。
21:06
良く引くアジが釣れた、計って見ると22cmで「おぉやった」と思った、しょうもない話しなのだが、今時期は21cmのアジがMAXと聞いていたからだ、実際前回釣行でも21cmが私のMAXだった、それなのに22cmが釣れたのだ。
たった1cmの違いだからしょうもない話しなので、これが25cmでも釣れたのなら自慢にでもなるのだが1cmでは誤差の違いだろう、まぁそれでも嬉しいのだから、しょうがない。
魚の〆を考えてナイフを使ってみた
せっかく釣った魚を美味しく食べる為には、〆ることが大事なのは分かる、しかし、釣りがメインなので、時間が掛からずそれでいて最低必要な事はしたいと私は考える。
21:25
今までは、ハサミを使っていた、ネットで見ているとどうもナイフ(包丁)の方が良いように思えてきた。 ナイフで〆るところを、想像してみるのだが、何でも実際にやって見なくては分からない、ハサミの良いところはハサミだけで切る事ができる事、ナイフを使うとなると「包丁(ナイフ)にはまな板」で、まな板が必要となる。
今回は適当な板を使用した、それで、ナイフで〆る事が気に入った。 ナイフならナイフだけで、〆が全部できるから良い、次回は安いまな板を買ってこようと思う、このまな板とナイフに醤油があれば、アジのお刺身なんて簡単に作れてしまう、次は波止で刺身か?ビールも必要かなとか思ってみる。
03:03
24匹では少ないと島の釣り人、ほっといてや
この日は釣り人は私だけ、島の人に釣果を聞かれる、私は釣果を聞かれたときにだけ言う事にしてる、例え沢山釣れても釣果を自慢たらしく話したくはないのだ、自慢にもならないし。
それで、釣りの熟練者と思われる人から「24匹では少ない」と言うわれた、その理由が「遠くから来て24匹では少ない」と言う事らしい、釣れなかったのは仕方のない事で「少ない」と言われても、私は困ってしまう。
それで「ほっといてや」と私は頭の中でつぶやく。 それから、もう一人の島の人からは「何回も来れば良いときもある」と、この言葉に救われる、その通りと私は思うのだ。
浮き釣りで爆釣
24匹で爆釣と言うわれても、納得できないのだが、アジがいるのに釣る事ができない状況を打破して、安定して釣れたと言う事でジグヘットの釣りに比べれば爆釣と言いたい。
「風とゴミの中で人間は窮地に立つとなんとかするもの」と前に書いた。 なんとかできたのが浮き釣りだったのだ、私はこの釣りを雑誌で見たときこれだと思った。 ただ、この雑誌の中で「コントロールしてるのは浮きの方でジグヘットは付いてくるだけ」と書いてあった。
私は最近、ジグヘットの釣りが面白いと思っている、仕掛けが簡単だからではなくダイレクトな釣りだからこそアクションを入れやすいからだ。
PEラインにしているのも、アクションをするため、ところが浮き釣りではジグヘットにアクションを入れにくい、というか、無理なのだ、でも、なんとかできないかと思っていた。
竿を倒してラインのテンションを抜けば、ジグヘットをフリーで落とす事ができると考えていたので、今回は通常0.2gのジグヘットを付けるところを1gにしてみた、これが大当たり、大正解な感じで、ここと思えるところでラインのアクションを抜くと、アジへの喰わせのアクションを入れられる事が分かった。
私としては、考えていた事が上手くいったのだから、それだけでこの釣行には意味があったのだ。
風の中では浮きの釣りが強い事は、分かっていた、この日も風でラインが膨らむ中でも、浮きの釣りは安定して釣る事ができた、もう一つはスプリットリグだった。
中通しのライン抵抗
仕掛けにキャロがある、これはエサ釣りで言えば中通しオモリになる、キャロこそ良い仕掛けと思っていた私なのだが、軽いオモリで吸い込みの弱いアジを釣りには、キャロ仕掛けよりもスプリット(分離オモリリグ)仕掛けの方が釣れると最近は思っている。
もっとも、10gとかの重いオモリならキャロリグでないと釣る事はできないだろうから、キャロがダメと言うわけではない。
まぁ!アジを釣り人には、当たり前の事かも知れないが、私は分かるまでに時間が掛かった。 スプリットリグの何が良いか、それは喰わせのアクションを入れやすい事、キャロリグはオモリが動く事でアクションを殺してしまう。
フロートリグも、中通しオモリの代わりにフロートを入れた仕掛けで、フロートが自由に動くからアタリが分かり易いと思うのは、アジ釣りでは間違いだ。
穴を通過しただけではあるのだが、ラインはフロート(浮き)によって真っ直ぐにはならないのだからどうしても滑り難い、この点でははるかにFシステムは優れている。
Fシステムは興味があればネットで調べて欲しい、実際釣って見るとアタリがダイレクトに伝わる。
それはそれとして「アクション」がやたらでてくるが、何もしないのもアクションには違いない、しかし、アクション(動き)を入れる方がはるかに釣れる。
そして、自分でアクションを入れた後に喰ってきたら、ほんとに嬉しい、釣ってやった感が半端ない、それにしてもルアーの諸先輩は、あの手この手とよく考えるものだと尊敬する。
スプリットリグのオモリも浮き釣りのフロートも、アイデアは諸先輩のものだが、手製のもので釣りをしている、。
スプリットのオモリは私の欲しいものがあれば買う、フロートだってそうだ、でもない以上自分で作るしかない、そうして手がけたもので釣れたとき、また思うような動きができたときは、当たり前だが数倍面白い。
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