ルアーロッド
ブリーデン GRF-TR68strange ブリーデン GRF-TR74electro ヤマガ BlueCurrent JH-Special 65/TZ
リール
ウァンキッシュC200S ウァンキッシュC200HGS
ライン
サンライン 鰺の糸 エステルライン 1.5lb(0.3号) サンライン 鰺の糸 エステルライン 1.75lb(0.35号)
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箇条書き
桜といえば 長潮なんだが 雨と風の前の平穏、その日は凶か吉か
釣りの方は 自分を見てるよう 拾い釣り
桜といえば
桜=花見が正解、しかし、私の場合は、桜=メバルとなる。 だから、桜が咲くと気が流行る、流行るというより気が気でない感じ。
気が気でなくなるのは、メバルが釣れなくなる時間が迫っているからだ。 メバルという魚は、年中釣ろうと思えば釣れる、つまり、私のいう、それとは違う「釣れなくなるメバル」は、イカナゴを食べて、表層に浮くサイズの良いメバルのこと。
これを、プラグ(浮力を持ったハードルアー)で釣るのが私の楽しみ、その、楽しみの終わりが近づいている、それが、桜の花の散る頃。(イカナゴが腹にいる頃)
水温の変化で魚は住む場所を変える、いたるところに別荘があるようなもの、これは貧乏人の私には羨ましい。(冗談)
その、水温の変化に影響するのは、地上の気温の変化、つまり、太陽と地軸の影響。 花も同じく影響を受けるので、花や葉っぱの変化と海水温の変化は、遠からずの関係だ。
その、桜が五分咲きが、この日の釣行、前回の釣行から一週間。
長潮なんだが
釣行日は、小潮から長潮なのだ、私は、本来こんな潮回りを、選んで行きたいと思わない、私が嫌がる長潮なのだから。
船でなら長潮も良いだろう、でも、波止釣り師の私には、とても良とは思えない、私は昔、アジが必要で長潮での釣行もした、それで、それなりには釣った記憶がある。
だから、釣れるのは分かる、それでも嫌い、理由は釣りづらいから。 ではなぜ、小潮から長潮に釣行か、それは、天候だ。
雨と風の前の平穏、その日は凶か吉か
次の釣行日は、潮で決める、天気は3日前くらいからしか分からない、今以上のスーパコンピュータとデーターがあれば、一週間くらいはなんとかなるかもしれないが、今は無理。
予定した釣行日は、雨が降り風が強い、「おいおい」なのだ、この予定した釣行日も、良く釣れるとは思えない、釣りづらい日だったのだが。
その予定日が雨、この雨が降る前日は、たいがい穏やかな天気になる、今回の釣行日はそんな感じだった。 元々、桜の花に焦る私の行動、小潮から長潮でも、雨と風の日よりは、全然、良いだろうと、釣行決定した、さてそれは、凶かだろうか吉だろうか。
私は思った、プラグの釣りでは、潮止まりにライズ(補食するため水面から姿を現すこと)を狙う、ならば、潮が流れない長潮で、そこにイカナゴが出てくれば、メバルも釣れるのではないかと。 これは吉の方
凶の方は 潮が流れないでプランクトンも流れてこず、イカナゴも出てこない、となれば、メバルもいない。
まあ!どちらにしても、イカナゴパターンがあるのは後少し、ジグヘットやプラグを使うなら風のない日がいい、とにかく、釣れるかどうかは、行ってみなければ分からないのだから。
釣りの方は
六時半が日没なので、通常ルアーの釣りでは釣れるは日没から一時間後、にもかからからず、フカセ釣りの釣り人は、気持ち良くチヌを釣ってる。
潮が良い感じで流れている夕暮れ、釣れる条件は揃っている、フカセ釣りの釣り人は、同じ船でこの島に来た。
そして、夕まずめ、彼が掛けた魚が、鯛だった、長さ50cmくらい堂々とした鯛、彼のリールのラインがなくなくほどに、走ったそうで、鯛とのやりとりが一苦労、ギャラリーの私は、見ていて楽しめた。 最後は、藻に巻かれてラインブレークだったが、ほんと残念だ。
そんな事があって、やっと釣れたのはこれだ。
18:08
ジグヘットがやたら大きく見える、「これではダメだ」と思った私は、簡単な道具だけ持って波止を移動した、フカセやサビキの彼と違い、ルアーは軽装なので移動が楽、また、ルアーの釣りでは、釣れないときは、釣れる場所を探すのが鉄則、私だって動きたくはない、でも、動いて探すしか、手はないのだ。
19:30
やはりここにはメバルが居た、メジャーを出して計る、ギリギリセーフなサイズ、この日の初キープとした。
20:20
結果、5匹のメバルを釣ることができた、これ以外も釣っているので、移動は成功、それでライズが発生してきた、その音は、元いた波止でもしているようだ、私の耳にも聞こえた。
それで急いで元の波止に移動。
おお!ライズしている、プラグを取っ替え引っ替え、また、釣り方も替えてやっと釣った。
21:08
サイズは22.5cm、その後私は写真を撮ていない、たぶん、撮るほどのメバルが釣れなかったのだ、このライズで5匹、それで、ライズは終了した。
ライズが終了して、この波止では、満ち潮に変わるまで、釣れない気がしてきた、それを見切ったと言えば格好が良いが、そんなものじゃない、消極的な「気がする」程度なのだが、満ち潮のライズが起きるまで、ここでは釣れないと見切った。
そして、私は別の波止に移動して、そこで3匹追加した、釣れないよりは釣れた方が楽しい、例え移動は面倒でも、釣れる方が良い。
※※向こうの波止のライズが、なぜ分かのか
移動した場所で4匹のメバルを追加した、そして、向こうの波止でライズしているようなので、元の波止に帰った。
さて、なぜ向こうの波止のライズが分かったか、前回は向こうのライズが聞こえた、しかし、今回のライスは聞こえなかった。
それでも、ライズが分かったのは、「こちらの波止でライズが発生したから」と簡単な事、でもこれ、通常ならそうではならない、この日が長潮だったからだ、つまり、通常、満ち潮では、滝のように流れているので「こちらの波止=向こうの波止」ではないからだ。
私は、何回波止を変わったのだろう、数えるのが面倒なので数えない、とにかく、元の波止に帰った。
02:47
どのプラグが釣れるのか、少々手こずったが、最初に釣れたのはリッジ35SSだった、しかし、後が続かない。
その間に潮の動きがめまぐるしい「左、右、強、弱」を繰り返す、プラグが安定しない、「やっぱ長潮は嫌い」と思った。
流れの中では、シャローマジックが強い、その考えはビンゴだった。
03:13
23cmいやいや24cmかもしれないメバルが釣れた、この潮の中で良く釣れたと思う。
自分を見てるよう
さて、前出の鯛の彼も、プラグの釣りをしている、自分の事で忙しいので、彼の釣り方を見ていたのではない、しかし、結果としては彼はプラグで、1〜2匹しか釣らなかった。
その彼は、少し前の自分を見ているようだった、どの釣りでも同じだろうが、餌を付けて放り込んで釣れるのは、殺気のない最初だけ、良く言うビギナーズラックだ。
釣ろうと頑張れば頑張るだけ釣れないもの、こんな潮の中では、動かすだけ釣れないと私は思う。 とはいえ私も以前はそうだった。
彼との話の中で、「有名釣り師の、リリースした商品を買っても釣れない」そして、「仲間と話すのは、有名釣り師は、特別な場所で釣りをするから釣れるのだ」とのこと。
その話に一理あると思う、しかし、今でこそ私は、「動かすだけ釣れない」などと偉そうに書いているが、つい最近まで分からなかった、「動かすな」と言うのは、有名釣り師の良く言う言葉。
だから、私は答えた、「有名釣り師は、本当に釣りが上手い、だから、なかなか、彼のようには釣ることができない」と。
世の中に出ている、釣りのアイテムは、何度もテストしているはず、だから、釣れない商品は無いと考えて良い、問題は、その商品をどの時点で使えば良いか、どのように操作すれば良いかなのだ。
いいかえると、商品が悪いのではなく、自分が悪い事になるかな。
※※邪魔をしない
私が思うには、ワームでもプラグでも、勝手に動くようにできている、それを、早く動かす方が良いこともある、そのときは、それにあったワームやプラグを選ぶ。
しかし、ほとんどの場合は、できるだけ動きの邪魔をぜず、ときどき、ゴミでない証拠に生命反応のように動かす、だから、動かすのはほんの僅か。
私がした事は、シャローマジックを上流に投下して、糸ふけを取る程度に巻いただけ、もしここで、糸ふけを取らなければ、アタリが分からない、せっかく魚が咥えても、異物と分かれば吐き出すだけ。
「張らず緩めず」と良く聞くが、ラインが見えない夜中では難しい、しかし、ワームやプラグに最高のパフォーマンスを期待するなら、できるだけ「邪魔をしないこと」と思うのだけど、どうだろう。
拾い釣り
話を戻して、この一時間ほどのライズで、6匹のメバルを釣ることができた。
03:52
このとき釣れたメバルは、20〜23cmのメバルだった、サイズの良いメバルは、ここでは、イカナゴを狙って寄って来た、青地メバルになるのだろう、そして、浮いたメバルを釣るのに適した道具が、プラグというのは間違いないだろう。
5時には明るくなるのだから、この時点は4時なので、後一時間、もう、止めれば良いのに、私はもう一度移動した、そうしてそこで
04:25
これを追加できた。 最後に3匹釣れて23匹、まるで拾い釣りだ、あそこで何匹、こちらで何匹と。 このメバルも、シャローマジックで釣った、やはり、シャローマジックが好きな私。
シャローマジックはイカナゴパターンにあっている、これがコイカパターンならば、リッジ35Fとかガンシップとかだろう。(カタカナの固有名刺が出てくるが、説明は省きたい)
なんだかんだで、「長潮がー」とか「潮回りがー」と言っていたが、23匹釣れば良い。 それはそれとして、私が一番良かったと思うのは、63匹釣れたときではなく、前回の24匹のときだ、サイズが揃って、重量感と引きが堪らなかった。
さて次は釣れるのだろうか。
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