ルアーロッド
ヤマガ BlueCurrent JH-Special 65/TZ ヤマガ BlueCurrent 72/TZ ヤマガ BlueCurrent Jig-Special 72TZ/NANO
リール
ウァンキッシュC200S ウァンキッシュC200HGS ウァンキッシュC2500HGS
ライン
ラパラ サフィックス832 PEライン6.0lb(0.18号) サンライイン 鰺の糸 エステルライン 1.0lb(0.2号) バリバス アジングマスター エステルライン 2.1lb(0.4号)
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始めに
ハマチが釣れたのが、あり得ないこと。
そして、アジは43匹、サイズは言わないことにすれば、これは良いこと。
それから、辛いのは、暑さと蚊。
怖いのはアブ。
明るい時間のメバル釣り
時間軸で話を始めると、まずは明るい時間のメバル釣り。 明るい時間帯は釣れない、だけど、釣りことができる魚は居るはず、それは、どこにいるのだ。
そんな場所の一つが、波止際の垂直なコンクリートの壁、ここを、浮桟橋で経験した方法で釣る。 そうして、釣れたメバル。
17:30
17:37
そして、こんなのも釣れた。
17:44
まさか、マルハゲが釣れるとは思わなかった。
チョンチョンは控えめに
今回がたまたま釣れたのか、毎回釣れるのか、とにかく釣れたのだ、こんな、小さない魚を釣っても、仕方ないとも思うのだが、釣れないよりは数倍楽しいのだ。
昼間に釣るために、自分の経験や諸先輩の情報から、 まず、ワームは派手な色の方が良い、それは、魚は下から見ているのだから、魚と太陽光の間のワームは、はっきり見えるからだ。
昼間だと、魚からは、釣りのラインの見えるだろうし、釣り人だって見る、だからこそ、派手な色の輪郭のはっきりしたワームに、集中させる。
つぎに、仕掛けは、ジグヘッドの釣りになるだろう、ダイレクトにアタリが取れるのはジグヘッドの釣りだからだ。
それから、釣り方としては、思った水位まで仕掛けを落として、チョンチョンと竿のディップを動かすのだが、このチョンチョンは控えめのする、それは、そうしないと、せっかく魚がワームを吸い込んでも、釣り人には分からないからだ。
チョンチョンと動かすのは、ワームをダートさせるというよりも、仕掛けの重さを感じるためと思っている。
もう一つ、これができるのは、流れが少ないか、流れがない場所でないと難しい、しかし、浮桟橋では、流れがないと釣れなかったのだから、絶対ではない。
こんな釣りでも、釣果を得るためには、それなりの技術が必要で、釣れないと、「なぜ」と考えることは、釣り上達にも、良い事と思っている。
ハマチが釣れた
間違っても釣ったとは言えない、釣れたのだ。
19:43
たぶん、私の釣り人生で、最初で最後の出来事だろう、なぜなら、こんな魚を釣るための道具では、ないからだ。 ラインは「6.0lb(0.18号)」のPE リーダは「4,0lb(1号)」 メタルジグが8gの五目ジグ
こんな仕掛けで、58cmのハマチを捕ったのだから信じられない、
これがタモで上げた後の、メタルジグの掛かり方。 たぶん、リアーのトリプルフックに掛かったと思う、なぜなら、トリプルフックが伸びていたからだ、そして、ファイトの途中、どこかで、アシストフックが掛かったのだろう、トリプルフックが外れたのは、タモに入れた、後か、その前か、どの時点だったかは分からない。
ハマチと死闘
夕暮れ時は、メタルジグで釣れる確率の高い時間、底を取って、リフト&フィールの途中で、ハマチが食った、なんだか大物の手応え、それと同時にラインが、高速で出ていく、このラインは150Mあるので、大丈夫とは思ったが、それが、不安になる早さ、それで、ドラグを少し締めた。
私は、ドラグを締めたことで、過去の、ライン切れの経験を、思い出したが、締めざるを得なかった。 それで、結果的には、良い感じの締め具合になった、もし、ここで締めすぎれば、1号のリーダーは切れただろう。 ラインは結束で、半分の強度になるというわれている、そうなると、「2.0lb」だと「1k」程度で、切れてもおかしくないのだ。
リールを巻いても、ラインは出ていく、でも、巻かないと、どこまでラインが出るか、分からない。 ハマチは、右や左に泳ぎを変える、私は、それに付いて動く。 そうして、その間に、私には、一つだけ、解決しなくてはいけないことがあった、それはタモだ。
タモを持参してはいるが、使えるようにはしていないのだ、ハマチと死闘しながら、私はタモを組み立てなくてはいけない、しかも、タモの網と柄は別々の場所にある、なぜ、そうなったかは、重要じゃない、だから説明は省く、今の問題は網をどうやって取りに行くかだ。 その答えは、ハマチが左右に動くことで、解決できた。
私は、脇にタモの網を挟んで、リールのハンドルを回す、時間にして20分ぐらいだろうか、ハマチを掛けたときには、波止にある外灯は、消えていた、だけど、取り込んだときには全部点灯して、暗くなっていたのだ。
右往左往を繰り返して、ハマチが、完全に弱ったときには、タモの柄のある場所だった、これは、幸運としか言えない、もし、そうでなければ、私は、ハマチを引っ張って行かなくてはいけないからだ。
このハマチ、持参のクーラーに、真っ直ぐ入るわけがなく、それでも、ハマチの尻尾側を曲げることで、収まった、そうして、全て終わった後で、私は疲れを感じた。 同じことを言うが、私の釣り人生で、始めで最後の出来ことが終わった。
今思っても、 ラインが切れなかったこと メタルジグの鉤が良く持ったこと タモがあったこと それらは、あり得ない幸運が重なった事だと思える。
メインのアジ
ハマチは外道で、本来はアジがメインなのだ。 このアジは、例年のようにサイズが小さい、良くて20cmなのだ、I島ではそうでも、前回のM島では数は出ないものの、24cmが釣れたのだ、なぜ、そうなるか疑問だが、答えは分からない。
それは、たぶん、M島の場合は、沖のアジが通過する場所、I島の場合は産卵したアジが大きくなる場所だからじゃないだろうか。 それはともかく、43匹も釣れたのだから、素直に良かったと言いたい。
私は、去年の釣りデータを調べてみた、それによれば メバルが小さい キスが釣れない I島でアジが釣れる と書いてあった。
これだけだと、なんだそれは、なのだ。 つまり、去年のこの時期は、メバルを釣りに行っても小さく、それで、キス釣りをしてみたが、これが全然釣れない、それでI島に行ってみたらアジが釣れた、でも、そのサイズは小さいと続く。
小さくてもいい、釣れないよりは、釣れる方が、私は好きた。 ちなみに、今年はキスの良く釣れる年らしい、それで7/14のキス釣りの釣果。
サイズは、小さいが数は44匹いる、この度のアジの釣果より一匹多いのだ、ドングリの背比べ的で、意味はないことだが、今は50匹の大台に乗せたいと思っている。
アジの方に話を戻そう。
去年の釣りデータにもう一つ、「サビキの釣り人は釣れていなかった、釣果では自分の方が多い、それは、アジが表層にいるからだと」書いてあった。
この話、今回も同じで、サビキの釣り人は釣れていなかった。 アジを狂わせると言う、アミエビにアジが興味を示さない、それは、たぶん、自然のアミが、表層にいるからではないだろうか。
私は、ほとんどのアジを、ジグヘットで釣った、0.6gから1.8gまで使ったがメインは0.9gのジグヘットだった。
この、ジグヘットを相当にゆっくり巻いた、それに使ったのは、0.2号のエステルラインと小さいワーム、それから、鉤のゲーブの小さいもの、なぜなら、アジが小さいこともあるのだが、吸い込みが弱く、ワームの先だけ加えてる、そんな、感じがしたからだ。
もちろん、他の仕掛けも使った、その中で、プラグは全滅だった、一匹も釣る事ができなかったのだ。メタルジグは好きなこともあって、何度も使用した、そうして、これで釣る事ができた。 やっぱ、メタルジグで釣れると楽しい。
20:29
これはジグヘットでの釣り、最初にキープしたアジ。
23:44
流れが強くなるとジグヘットでは難しい、そんなときはメタルジグの出番だろう。
自分の技量に合う釣り道具
メタルジグで釣るには、専用の竿がいい、私は「ヤマガ BlueCurrent Jig-Special 72TZ/NANO」で釣るようになってから、アタリが良く取れるなったし、なにより操作性が良くなった、メタルジグを操ってる実感がある。
それは、チュ−ブラ竿の、全体が曲がる特性だからと思っている。曲がるからこそ、ラインの先のメタルジグをコントロールし易い、これは、ジグヘッドの釣りでも同じで、私の技術で、ゆっくり巻くことができるのは、ジグヘットの存在感を感じれるからなのだ。 だから、0.6gのジグヘットでも、楽に操れる。
そうはいっても、この日は、風もなく波もなく、釣るには、最高の条件だったことも外せない、ラインだって、感度に貢献してるだろうし、良く言われる「タックルバランス」が大事なんだろう。
ついでに、自分に合った釣り道具も、忘れてはいけない、つまり、自分技量に合う釣り道具を見つけることが、釣りが上手くなることに繋がると、思うのは間違いだろうか。
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辛い事
遊びで、釣りをして、辛い事とは何だろう。 辛かっのは「暑さ」、とにかく暑い、湿気を多量に含んだ、日本らしい暑さだ。 冬場に風がでると、寒くて嫌うのだが、この日は、少しでも風が吹くと、幸せだった、オアシスのような感じ、もっとも、私は、オアシスを知らないのだから、いい加減な話ではある。
しかし、もっと辛い事があったのだ、それは「蚊」、ヤブ蚊なのだ、蚊は暑いときはでてこない、となると、この日は、暑いとはいえ、それほどでもなかったのかもしれない、波止の外灯の下に入ると、ヤブ蚊が私に襲いかかる。
だから、外灯の下を避けて、暗いところで釣るのだけど、ここでも、手を刺される。 それはそうだ、蚊は体温で寄ってくる。 このヤブ蚊は、おそらくオスで、刺されたところは痒いのだけど、腫れることはなかった、つまり、吸血はしていないのだろう。
夏の朝晩は、蚊がでることは知っている、だから、それなりのものは持参するのだが、この日は、まったく思っていなかった、そんな私を、一晩中、攻撃してきた、まさか、竿を持つ手を動かすこともできず、もう一方の手で払いのける、それでも、リールを巻くときは、もう、どうしようもない、「蚊」地獄をあじわった。
怖いこと
それは、この時期のアブ。 毎年出てくるこのアブ、噛まれると痛いそうな、実は、私はアブに噛まれた経験は、ないのだが、子供の頃から、こいつが怖い。
ハエを大きくしたような奴なので、姿は怖くはないのだが、近くに来たアブを追い払うと、何度も襲ってくる、それが、何匹もになると、噛まれそうで怖いのだ
アブは、黒ものが好き、黒いものが好きなのは蜂だが。 調べて見ると、蜂の場合は、天敵の熊が黒いから攻撃をする、アブの場合は、血を吸う、牛が黒いから寄ってくるそうだ。
だから、服装が黒だと、危ない、ちなみに、蜂や蚊は刺すけれど、アブは噛む、噛んでにじんでくる血を吸う、私は、噛まれたくはない。 噛まれたくないから、暑くても、長袖を着る。
私の場合は、釣りをする時も同じで、長袖を着るようにしている。それは、刺されるとか噛まれるではなくて、安全のために長袖を着ている、仕事では安全のために、長袖が当たり前なので、そこからの影響だと思うが、日焼けのためにも、長袖は有効だ。
久しぶりのI島に釣行を決めてから、私の気持ちが、ワクワクするのはなぜなんだろう
ワクワクを、箇条書きにしてみると 1.5ヶ月振りだから アジを釣ることができるから メタルジグが使えるから となる。
私は、アジが釣りたいのだ、キスよりも、メバルよりも、アジが釣りたい。 これは、私の思いなので、理由は必要ないだろう、誰かを好きになるのに、理由は必要ないのと同じだ。
そして、アジを釣るにはメタルジグで釣りたい、もし、今回、ジグヘッドだけで釣りをしたなら、もっと数が増やせた、でも、釣りは数だけではない。
ジグヘットで釣るのも楽しいのだが、メタルジグでの釣りが上手くなりたいのだ、もっと、あらゆる場面で、メタルジグで釣る事ができると思っている。
もっとも、今回がアミパターンとすれば、メタルジグでは、難しい釣りだった、もう少し暦が進んで、アジが小魚を、追い回すようになれば、高速の釣りである、メタルジグの出番になると、思うのだが。
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