キス釣りは苦行
「暑い!」 この言葉をなんど言ったか。 キス釣りは、苦行だ。 一晩寝ないで釣りをするだけでも、どうかと思うが、炎天下のキス釣りは、夜釣りよりも過酷だ。
それでも、キス釣りを止めない私。 気が付けば、回りの釣り人は、全員いない、それは、満潮の潮止まりだからだ、即撤収の釣り人は偉い。
キスのサイズが一回り大きくなった、41匹のキスと2匹のベラ(ギサミ)、キスの天ぷらが美味い。 ちなみに我が家では、キスの天ぷらは、釣って来たキス以外では、あり得ない、つまり、キスを買って来てまで、キスの天ぷらはしないのだ。
味が薄い
かなり前の話、天ぷらが食べたくて、スーパーのキスを使ったら、「食えない」 けして、スーパーが悪いのではない、スーパーにはスーパーの事情がある。
とにかく、キスの味がしないのだ、上手く説明は、できないが、味が薄いのだ、私と同じ思いの釣り人もいるはず。
デンブラ
キス以上に、買うのに注意なのはシャコだ。 シャコを買うなら、生きたものしか買わない、それは、生きていなければ、美味しくないからだ。
ちなみに、シャコは「デンブラ」と言っていた、なぜ、デンブラと言うのか、語源は分からんない。 同じように、スナメリ鯨は「デゴン」だし、ベラは「ギサミ」と言っていた。
ところで、世に中には、シャコは知っていても、姿を見たことがない人が沢山いる、その姿は、海のカマキリだ、なぜ姿をみないかと言えば、取れたら直ぐに、ゆでるから、ゆでて身だけで流通するからだ。 直ぐにゆでないと、味が落ちる(シャコは死ぬと身が解ける)
料理コーナー
ついでに、我が家では、生きたシャコを鍋に入れ、その中に日本酒を掛けて、中火で10分ほど火を入れる。
塩水でゆでるのが、普通のやり方だろう、でも我が家のやり方だと、美味しいショコが食べれる、このやり方はワタリガニでも同じ、ワタリガニの場合は、背中を下にするのか鉄則だ、まるで、料理コーナーになった。
塩水でゆでるのが、好きな人もいるだろうから、我が家のやり方が絶対ではない、それから、既に知ってる人もいるはず、とにかくお勧めのやり方、でも残念なことに最近では、生きたシャコがいない、もし、あっても、高くて買えない。
ちょい投げ、ちょい釣り
キス釣りに話を戻して、6/27もキス釣りに出かけた
そのときの釣果がこれ、全部でキスが28匹。 このときは、二時間半の釣果なので、自分で言うのも変だが、良く釣っている。 「ちょい投げ、ちょい釣り」とでも言うべきだろうか。
なぜ、二時間半しか時間がなかったのか、それは、梅雨だからだ、雨の切れ目と仕事の予定が、重なって、キス釣りを、中止にしたくなかったのだ。
それで、今回は、六時間半でキス41匹だから、如何に朝まずめが、釣れるかが分かる、だから、「暑くなったらサッサと帰る」が、キス釣りの極意なのかもしれない、それが分かるのは、苦行の成果だ(冗談)。
キス鉤4号
キス鉤の4号がある事を知った。
キス投げ釣りの動画をみていると、「掛からないので鉤を4号にしてみます」とアナウス なに、4号があるのかと思った。 ネットで探して確かに4号がある。釣具屋さんを探しても、4号なんてキス鉤は見当たらない、なので、ネットで購入した。
何とも小さな鉤、この鉤は二種類存在する、それは、「掛けギス」と「攻めキス」だ、あいにく、掛けキスは売り切れだったので、攻めキスを注文した。
攻めキスはキツネ鉤で、吸い込み重視、掛けキスは、競技用にのキス鉤のようだ、ピンギスには、吸い込み重視の、攻めキスが、良いだろう。
この小さな鉤を、チモトに括り付けるのは面倒、でもこんな小さな鉤にスレッド(糸)を巻き付けられるのか。 とにかく、やってみた、ちと、コツは必要だけど、やり方さえ分かればこっちのもの。 フグに取られたり、鉤が曲がって交換したり、先が甘くなって交換など、ユニノットだけで済むのは楽だ。
こんな加工をすると、キスが嫌がるかと心配もあったが、いらぬ心配だった。
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座れる椅子
座れる椅子が欲しかった、それで、あるものだけで作ったのがこれ、バケツは、以前、アジ釣りに使ったのも、このバケツは強い、フタの上に立てる強度だ、これは、洗車用のバケツなのだ。
それから、買ったは良いが、使わなかった竿立てを、取り付けた。
この、バケツの中に、釣り道具を入れて、砂虫や給水ボトルも入れている、使ってみて便利だ、作ったと言っても、竿立てを取り付けただけだから、作ったとはおこがましいかも。
どうでも良いが、キスは砂浜に置くと、砂まみれで絵にならない、だからといって、下に置かないとスケール(もの差し)と一緒に撮せない、私的には問題なのだ。
釣り道具
キス釣りには、キス用の竿が良い、ルアー竿でも釣れる、だけどベストではない。 魚の数だけ竿があると、何かで読んだが、確かにそうだ。
だから、竿もいろいろと変えている、それで、ピンギスには、竿先に長いソリッドを持つメバル用の竿が、良いようだ。
遠投したいときは、9フィート台のチューブラの竿を使用している、これは先調子のメバル用の竿で、これだとアタリが良く分かる。
とにかく、キス釣りに合う竿を見つけることは、釣果に結び付く、同じようにラインもまた重要だ、PEラインの、0.2号辺りを使うと、太いPEラインは使えない、飛距離が違うからだ。
釣行の度に、何かを変えてやってみる、そこから、答えを出すのは楽しい。 失敗も多いが、答えを出すには、考えて、最後は、やってみるしかない。 それで、次回のキス釣りでは、ジグヘッドで釣ってみようかと考えている、どんな答えが出るか。
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