まずは
23cmが釣れたこと、「中通し仕掛けか天秤か」、それから、「キスもアクションが好き」が主な内容。
キス釣りは、釣って良し、食べて良し
キス釣りは、気楽なところが大好き、気が向いたら行ける、九月くらいまでの楽しみだ。 砂浜から釣るのも楽しい、また、食べても美味しい。
これで、最低でも15cmが釣れたら、最高なんだが、気楽な分、贅沢も言えない、10cmあれば良しとしたい、今回は41匹釣れた、これだけあれば、小さいとは言え、そこそこの量になる。
05:44
10:56
10cmと書いたけれど、中にはそれ以下もいる、10cm以下となると、包丁で下ろすのも面倒だ、ちなみに、15cm以上をキープとしたら、おそらく5匹になる。
つまり、10cmがメインなのだ、そんなサイズのキスの調理は、ズバリ「天ぷら」これしかないだろう、この、天ぷらの前処理は簡単だ、まずは、簡単に鱗を取り、それから、頭を落として、お腹を出して洗う、後は三枚に下ろせばいい。
なんだ、普通じゃないかと思うかもしれないけど、まず、キスの腹骨を取らない、皮は剥がない、小骨も取らない、これだけ「ない」が続けば簡単になる、なぜこうなるか、それは、キスのサイズが10cmだから、つまり、骨が気にならないからだ。
もし、このサイズのキスの、他の料理法を考えると、「酢で締める」、「握り寿司にする」、でも、それには小骨が気になる、天ぷらだから、小骨が気にならない、やはりそうなると、「天ぷら」か。 我が家では、お菓子を食べるように、なくなるので、私は、また、キス釣りに行く気になる。
ピンギス釣りは難しい
10cmほどのキス釣りは、難しい、小アジを釣るのが難しいのと同じことだ、アタリが小さく、どのアタリをアワセれば良いのか、分からない。
「ビビビ」とか「ダダダ」とかの、アタリがあるだけだ、10cmのサイズでは、「グー」ともって行く、アタリはでない。
だから、ダダダが強くなったときに、引き合わせをする。 私が言う、引き合わせとは、ゆっくり引くだけだ、つまり、無理に、こちらから掛けようとはしない、アワセは入れないのだ。
そうなると、道具が釣ってくれるようなもの、刺さりの良い小さい鉤、適度な柔らかさと硬さを持つ竿、それからオモリだ、そうそう、ラインも重要だ。
結局は全部だな、ラインに関しては、ナイロンが良いのかとも思う、つまり、ラインが伸びる方が、釣れるのではということ、でもそれは、つまらない、アタリを感じてアワセたい、だから、PEかエステルライン、これは好き嫌いの問題だ。
竿に関しては、前回三本比べた、それで9フィート竿「先調子でチューブラのメバル竿」に決めた、だから、今回は、一本だけ持参した
鉤はがまかつの「キススペシャル」5号を使用している、この鉤はヒネリの入った鉤で、キスが吸い込んでくれさえすれば、必ず刺さると思っている、だから、私の仕事は、ゆっくり引く事、そうすれば、先だけ刺さった鉤を、より深く刺せる事ができる。
06:08
この位のサイズならば、「グー」とキスが咥えて反転する引きを、アワセることができる、そうなれば、鉤のサイズも上げる事ができる。 鉤が小さいと、砂虫を刺すのも難しいから歓迎だ。
それから今回、どうするか決めかねたのがオモリなのだ。
中通し仕掛けか天秤か
天秤仕掛けは分かるだろうか、ようは、オモリを真ん中にして、道糸とハリスを両側に結ぶ天秤のような形をした、針金でできたものだ。
これには誘導式と固定式があるが、私が使うのは固定式だ。 天秤の仕事は、小さいアタリを大きく伝えること、それから、針金の反動で、自動的にキスを掛けることだ。
ところが、仕掛けが絡む、藻に掛かると抜けにくい、などの欠点もある、しかしそれは、どうにかなることなのだけど、実際、ピンギス釣りには効果があるの、と思うのだ。
メバル竿は感度が良い、たいがいのアタリは分かる、より、アタリが分かるためには、キャロリグ、つまり、中通し仕掛けに方がいい、下手に固定式の天秤よりも操作しやすい、そう、思えてきたのだ。
ちょい投げのキス釣りといえば、3mのキス竿と固定天秤仕掛けで決まりと思っていたが、使って見て思うのは、そうではなく、感度の良い竿なら、キャロ仕掛けの方が良い。
それで、感度が良ければ良いのかと言えば、それは、違う、感度か良くて竿の張りが強ければ、キスは違和感を感じて、食ってこない、だから適度な柔らかさも、必要なのだ。
竿というのは、難しい、自分の釣る魚に合う竿が必要で、例えば、キス釣りで、置き竿として使うには、ディップは柔らかくなくてはいけない、なぜなら、目でアタリを見るからだ、そうでなく、持ち竿として釣るには、手でアタリを見るので、柔らか過ぎては操作性に欠ける。
本当ならば、アジやメバルを釣る竿を、使いたいのだが、ピンギスを釣るには「もったいない」ので、使わないでいる。 9フィートのメバル竿も、昔は、もったいなかったのだ、だけど、今は出動する事がないので、使うようになった。
09:39 このくらいのサイズがメインで釣れる
キャロオモリ自作
キャロオモリを自作した
このオモリはの制作には、ナツメオモリを、ドリルで穴を大きくして、真鍮のパイプを差し込んで、鉛とパイプをハンダ付けしてから、金ノコで、半分だけ縦に切れ目を入れる。
私としては、大作なのだ、キス釣りに、10gのオモリが欲しかった事も、あるのだが、アジ釣りに14gのオモリが欲しいと思ったのが最初、なぜなら、釣れない時に、竿抜けポイントを探すのに良いかなと、
それはともかく、オモリを直ぐに変えられるのは、キス釣りで重宝する、例えば、手前のピンギスを釣るには2gで十分、でも、流れがある沖を釣るには、6gは欲しい、それが、瞬時に変えられるのだからありがたい。
オモリは、2gから16gまで作った、やり方さえ決まれば簡単にできる、最初は、少しばかり大変で、時間も掛かる、いくらか作れば、上手くなる、それから、これで釣れれば、嬉しいものだ。
キスもアクションが好き
魚は、ほとんどアクションが好きなのではと思う、アクションとは誘いの事だ、アクションさせた後で待つ、これは、食わせの間で、長いときには、20秒も待つ事があるが、3秒も待てば良いだろう。
そのアクションは様々で、例えば、早く引くとか、または、オモリを跳ね上げるとかだ、アクションでキスが釣れるときは、流れがあるときと思っている、もっとも、流れが、完全に止まれば、アタリもなくなるのだから、流れがあるときなのだけど、強めに流れ出したときが、良いようだ。
話がそれるが、キスも、流れと同調する餌の動きには、簡単に食ってくる、だから、流れと同調するように、オモリを変えていく、キスを釣って、アジの釣り方を、反省することが多々ある、その一つが、流れが強いからと、流れに負けない、オモリを投入しては、釣れないのだということ、流れがある時は、流れに同調させなくては、偽物と見破られる。
これは、メタルジグでも同じではないだろうか、流れにあった重さを付ける、そうでないから、違和感を感じるのだろう。
アクションに話を戻して、オモリを跳ね上げたときに餌も上昇する、そして、流れと同調して落ちる、だから、キスが食う、つまり、オモリを跳ね上げてキスに、アピールさせて、餌が落ちるまで食わせの間を与える。
砂虫を大きく付ける。
キスはいったい、どのように餌を食うのだろう、砂虫の、後ろから吸い込むとすれば、余り長くすると鉤まで、届かないだろう、だけど、ピンギスの、半分の砂虫でも鉤に掛かる、キスの吸い込む力は、かなり強い、だから、餌を小さく付けるより、大きめのに餌を付ける方が、良く釣れる。 それは、アピール力があるからだと思える。
良くない潮
潮としては、良くない潮だった、何が良くないかと言えば、キスは明け方が良く釣れる、この時期の夜明けは五時だから、その頃が干潮で、潮が良く引くときがいい。 なぜなら、沖を釣れるので、サイズが伸びるからだ、20cmのキスが一番釣れるのは、この頃だ。
それから、潮が満ち初めて、十二時頃で終了が良い感じ、午前中が良く釣れるからなのだが、それ以上に、午前中でも十分暑いのだから、午後は堪えられない事もある。
そうなると、今回は、満潮からの引きを釣るのだから、良くない潮なのだ、それでも、前回よりも二匹多く41匹釣れたので、私は、「たいしたもの」と自我自尊したりする。
|