ルアーロッド
ヤマガ BlueCurrent 72/TZ ヤマガ BlueCurrent Stream-Special 77/TZ NANO ヤマガ BlueCurrent Jig-Special 72TZ/NANO
リール
ウァンキッシュC200S ウァンキッシュC200HGS ウァンキッシュC2500HGS
ライン
ラパラ サフィックス832 PEライン6.2lb(0.2号) サンライイン 鰺の糸 エステルライン 1.0lb(0.2号) バリバス アジングマスター エステルライン 2.1lb(0.4号)
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メバルとアジの端境期
五月と六月は、一年で一番釣れない月だと、備後豊鱗会さんに教えてもらったのは、かなり前のこと、備後豊鱗会さんとは、一度だけ釣り場でお逢いした事がある方で、今でも提示板には書き込みを入れてくれる事がある、私には大切な人。
それで、思うのだけど、なぜ、「五月と六月は釣れないのか」と、その理由を、私は備後豊鱗会さんから、聞いてない。 いや!、もしかしたら、私は、教えてもらった事を、忘れているのかもしれない。
とにかく、五月と六月は釣れない事を、私は経験から思い知らされてる、そんなわけか、ただ、単に私が、釣りがヘタだからなのか、今回も釣れなかった。
メバルやアジが、なぜ五月と六月に釣れないか、もちろん、そんな事はないと言う、釣り人もいるはず、だから、これは私の場合なので、ここから先は、釣れないと思う釣り人、限定ということで、釣れない理由を考えて見る。
なぜ釣れないのか、たぶん、中途半端な時期だからではないだろうか、メバルの時期なのか、アジの時期なのか、はっきりしない、端境期だからではないだろうか。
その上に、地上では天気が安定しない、急激な温度変化や、雨も多い、それは、少なからず、海の中にも影響するだろう。
ところで、こんな話を聞いた事がある、それは、釣れないはずの六月に、バカ釣れした話で、アジやメバルの、サイズの良いのが、沢山釣れたと、まさしく「釣ってみなくては分からない」のが釣り、釣れるかどうかは、行くしかないと思う。
釣果よりも釣り方
私が、釣果が多かろうが少なかろうが、気にしないと言えば、それは嘘になるだろう、それでも以前の私に比べれば、それほど気にならない。
釣果を期待しても、思うようにならないことは、「釣りだもの、良いときも悪いときもある、釣りは、釣ってみなくては、分からない」と、これも経験から、身にしみているからだ。
だから、釣果のための釣りではなく、今の私は、如何に釣るか、何で釣るかを楽しみにしている、ある意味、如何に釣るか、何で釣りかを、楽しみにできるまでに、なったのかもしれない。
例えば、我慢して軽量ジグ単を沈めて、ゆっくり、ゆっくり巻いて釣るとか、メタルジグでの早い展開の釣りとか、プラグでのライズの正体を釣る、サイト(魚を目で確認して釣ること、この場合は、魚ではなくて、ライズだけど)の釣りとかだ。
04:38
このメバルは、朝まずめに0.9gのジグ単を、30カウント沈めて、ゆっくり、ゆっくり巻いて釣ったもの、サイズはともかく、私の、苦手としているジグ単で釣った一匹は、嬉しい。
このときは、メタルジグも、プラグもアタリがないので、これはもう、ジグ単しかないだろうと、ジグ単での釣りに切り替えた、そのジグ単でやると、アタリがあったので、場所を変え棚を変えて出したメバルがこのメバルなので、嬉しくないわけがない。
この後に、0.6gのジグ単でもやってみたが、アタリはなかった、こんな事ができるのも、0.2号のエステルラインに変えてからだ、0.2号に変えたのは、良い判断だったと自画自賛したりして。
波止を移動する
夜は風が落ちると、天気予報では出ていた。この天気予報アプリは、M島では当たらないが、この島では意外と外さない。
昼間は風が強くて、釣りにならない、そうなると、この風で釣るには、どうするかと、考える、ラインは0.2号でジグ単の釣りと決めて、ジグヘッドの2g位で、棚を変えて、釣ってみるが反応がない。
昼間なので表層はないだろう、だけど、潮目があれば、アジが潮目を目がけて、表層にも上がってきたり、潮目について、移動するアジもいるはずと、見つけた、潮目を釣るが、無反応。
しょうがないので、竿を変えて0.4号のエステル(今回、0.5号を0.4号に巻き替えた)でキャロの釣りをする、風のときは、風によるラインのフケを、中間オモリが支えてくれるので、釣りやすい仕掛けと思う。
11:59
このメバルが、この日の最初の一匹になった、それにしても、釣れない、そうこうしていると、潮止まりの時間でもあり、休憩時間とて、満ち潮と日没を待った。
さあ!、日没になって、これからと、いろいろと試すもアタリがない、アタリがあって、釣れても小さい、そんなことを繰り返して、21:00位だったと思う、00:00前後が満潮なので、潮が流れるなら流れても、いいはずなのだ。
もっと、潮が流れても良いはずなのに、潮が流れない、このまま、この波止にいても、釣れない感じなので、気持ちが揺らぐ、移動するべきか、移動しないか。
実は、私は既に一度移動していたのだ、そのときに、今日はここで、朝まで釣ろうと思った、だけど、これだけ流れないのなら、移動すべきか、流れないのは、向こうの波止でも、同じじゃないのか、同じ釣れないのなら、波止を変えても、同じだろう、『でも、もしかすると、向こうの波止は流れがあるかも』と、考えること30分位、結局、私は移動した。
この間に、キープしたアジは一匹だったのだから、どれだけ釣れなかったのか、分かるだろう、しかし、これは私の場合で、もっと釣りの、上級者ならば、釣ったかもしれないのだから、本当に釣れないかは分からない。
メタルジグでの釣り
さて、場所を変わって、ここには流れがある、流れがあるならば、メタルジグが、使えるかもと思った、ここしばらく、メタルジグでの釣りができないでいる、私はテンポの早い、メタルジグの釣りが、したくて堪らないのだ。
毎回、これを投げない事はない、今日こそは、釣れないかと期待する、メタルジグを底まで沈めて、一度引き上げて、それから落とす、その落とすときに出るアタリがたまらない、ラインを張ればメタルジグは上手く泳げない、ラインがメタルジグの動きを妨げるからだ、だからといって、フリーにすると今度はアタリが分からない、このどちらでもない釣り方が、私を引きつける。
つまり、メタルジグを引き上げる事で、アジにアピールして、次に弱った(溺れそうな)ベイトを演出するために、フリーで落とす、私はそのように理解している。
それで、最近YouTubeを見ていて思ったのは、アピールの時間が、もっと長くても良いのだと思うようになった、つまり、引き上げるだけではなくて、ただ引きの時間があっても、良いのではということ。
こんな気づき一つをみても、一人釣行の悲しさで、何をやっても進歩が遅い、しかし、それは悪い事だけでもないと思っている、失敗だけは沢山経験できる事、その、失敗の中で答えを見つける事、だから、一度見つけた答えは、貴重で忘れる事がない、もちろん、忘れることもあるのだけど、簡単に教えられた人よりも、少しばかりは身に付くのでは思う。
とにかく、そのメタルジグで釣れたのだ。
22:37
この後も、数匹のアジが釣れたのだが、写真を撮る時間も惜しんだので、今回は画像が少ない、時合いを逃したくない、ましてや、今までメタルジグで、釣れてなかったのだから、この時合いを逃したくないと、思ったのだろう。
話が前後するのだけど、こんなのでも釣った。
19:43
このアジが、波止を変わる前のキープした一匹。 メタルジグの邪道と思うが、アタリがないときには効果的な方法ではないだろうか。
例えば、風があり波があるときには、軽いジグ単では、アピール力に掛欠けるし、ジグ単が、風で押されてアタリが分からない、そんなときは、キャロの出番なのだけど、キャロにすれば、沈みが早いしアピール力もない。
メタルジグ+ワームだと、沈みを押さえられるしアピール力はバツグンにある、その上にアタリもダイレクトにでる。 これが邪道なのは、メタルジグで釣れるときには、ワームなど必要ないからだ、ワームが必要ないことが、分かったのは、過去に、メタルジグをキャロの、中間オモリとして使ったときだ。
昼間は、ただのキャロよりは、アタリが多くなる傾向だったので、これを暗くなって使ったら、アタリは、メタルジグの方に出て、釣れなかったからだ。 なぜ、アタリがメタルジグに出ていたのが、分かるかといえば、メタルジグ単体に変えたら、釣れたからだ。
しかしながら、メタルジグのフックに、直接ワームを付けて、夜に釣った事は、いままでないのだから、もし、これで上手く釣れたら、私は、邪道とは言うわないだろう、次の、釣行で試してみなくては。 この鉤は、ネムリの入ったキス鉤を、使用している、もしかすると、メタルジグのフックに、キス鉤を使う、私の方が、邪道かもしれない。
数は、釣れなかったが、アジをメタルジグで、釣る事ができた事で、この釣行には満足としたい、実際、私は、嬉しかったのだ。
プラグでメバル
ほとんどのメバルは、プラグで釣っている。
23:56
表層ライズの、メバルを釣るにはプラグしかないと思う、少なくても私は思っている、何とも簡単に釣れるのは、やはりプラグだからだ。
03:30
このプラグは、シュガーミノーだ、前回のYouTubeの釣り方の、ジャークを入れる釣り方が、この日は効果的だった、ジャークについては、前回を見てもらえば、分かると思う、シュガーミノーは、使えるプラグのようだ。
一手間掛けたシュガーミノー
たまたま、あるブログでシュガーミノーを知って興味を持った、あるブログと書くのは、どこのブログか覚えてないからだ。 それはともかく、40mm以下で細身のプラグを探していて、見つけたブログだった、ところが、このシュガーミノーを、間違って渓流用を、買ってしまった。
鮎カラーとか書いてあったから、変だなとは思ったが、ソルト用が見当たらなかったのだ、それもそのはず、ソルト用は以前はあったが、ほんの最近再販したようだ。
だから、ブログのシュガーミノーは、以前販売の、ソルト用のものだろうと、思える。 それで、プラグのソルト用と渓流用は、何が違うか、一番影響があるのは浮力、次がフック、それから塗装。
浮力は、水と海水では、海水の方が浮かび易いから、渓流用のシンキングプラグが、沈まないこともありうる。 フックは、淡水用か海水用かで、錆び方が違う、塗装は、メバルやアジが、好む色がどうかだ。
実は、最近近く釣具屋さんで、シュガーミノーの、ソルト用を見つけた、販売店では、その製品を仕入れるのには、その色のシリーズをセットで買わなくてはいけないようだ、だから、売れ筋の色だけ仕入れるのは難しいと、聞いた、それが、どこまでほんとか、もしかすると、間違いかもしれないが。
とにかく、売れ筋の色がある事を見ると、出始めと思っていいと思う、それで、その店でもシュガーミノーを買ったのだ、そんなわけで、私のところには、シュガーミノーが四個ある事になる、これで釣れなければ、それこそ、『どぶにお金を捨てるようなもの』なのだけど、このシュガーミノーが良く釣れる。
話を戻して、浮力が違う件は、オモリを貼り付ける、または、フックを大きくして調整する、この場合は、フックを大きくする事ですんだ。 フックは、ソルトように交換すれば解決、そうなると後は塗装だ。 塗装は、上手いことに、アジやメバルは、無塗装のクリアーを好むので、とにかく塗装を、剥げばいいのだ。
塗装を剥ぐのに、使用したのが、カッターとかヤスリかと、思うかもしれないが、パソコンだった、つまり、剥ぐ前に剥ぎ方を、調べるわけだ。
それで、知ったのが、燃料用アルコールに漬けるというもの、燃料用アルコールは薬局で安く手に入る、それどころか、我が家には必需品としてあるのだ(鉄板の塗装の上の油を落とすのに使用している)。
これを小さな、瓶の容器に入れて、一晩ほっておくと、きれいに塗装がふやけて、後は布で拭けば、簡単に取れる。
一つ残念な事があった、それは、目も一緒に取れてしまった事、どうも目は、塗装の後に、貼り付けたようで、これは仕方のないこと。 目は、拭き取った最後に、瞬間接着剤で、再び元の場所に貼り付けた。
それから、買ったソルト用と、塗装を剥いだ渓流用と、水道水で浮力を比べてみたら、遜色ない。 結局、この釣りでメバルを釣った、シュガーミノーは、塗装を剥いだ渓流用の方だったので、一手間掛かった分だけ、愛着があるというもの、これはこれで嬉しいと感じる。
楽しみはどこにでもあるもの、ようは、ただ楽しむのを待つのではなくて、如何に楽しみを見つけるか、どこにでも、転がっているのが、楽しみだと私は思う。
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