ルアーロッド
ダイワ AGS AJING 64.5L-S ダイワ AGS AJING 511L-SMT ヤマガ BlueCurrent Jig-Special 72TZ/NANO
リール
ウァンキッシュC200S ウァンキッシュC200HGS ウァンキッシュC2500HGS
ライン
ラパラ サフィックス832 PEライン6.2lb(0.2号)
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おいおい!大丈夫か?
二日置いて、またまた出動の私。 おいおい!大丈夫か?、と自分で自分に聞く、その質問は続けて、その前の釣行も二日置いて釣りに出たのではと続く。
実はそうなんだ、闇夜はアジやメバル釣り師には歓迎の夜、できるだけ良い潮周りで釣りがしたい、そんなふうに釣り人なら思うはず、それで2回目は無理をした、それでも車で行ける島なので、眠ければ車で寝ればいい、そんな無理回避理由もあり実行し易かった。
だからしばらく休憩予定でいた私に、突然出撃命令が出た、いや、違う命令ではなくて要望だ、それがどこから出たかは、この際伏せて置きたい、その内容だけ書けば、「アジの刺身を食べさせたい」となる。
釣りに出かけるのは苦ではない、それどころか出かける理由さえあれば、直ぐにでも釣りに行きたい私なのだが、でもでも、私には二人の私がいる、それは気持ちと体だ、この体は言葉を発しない、さすれば気持ちの方が体の事を考えなくてはいけないのだ。
それがおいおい!大丈夫か?となる。 とにかく、無事に帰還できたので、良かったとしたいが流石に帰りの高速は眠くて、プチ危険を感じた。
そんな事になった理由として、素直に釣れてくれれば良いのだが、そうすれば体をいたわる事もできたのだ、しかしながら、そうは問屋が降ろさない、思うようにはならないもの、だって相手は自然と生き物だからね。
日中アジング
昼間の満潮は13:00頃だから、釣り始める頃はベストの時間帯。 昼でも夜でも釣れる時間は同じだから、なんだか日中アジングができそうな予感がする。
最初の波止で釣れた魚だけどこれが小さい。 予定していた波止には、他の釣り人がいたのでこの波止にしたのだけど、これのサイズではどうしようもない。 それで釣り人はいるが予定していた波止に行ってみた、この波止は先端以外でも水位さえあれば釣れる場所があるからだ、だけどここは全くアタリがない。
この波止を訪れた理由は、もう一つあった、それはその釣り人が地元の釣り人であれば、夕方の干潮時には家にかえるだろうと思うからだった。 とこがその予想は前提から崩れた、彼らは若いルアーマンだったからだ。 となると、私が、夕方にはこの波止に移動は、消えたか。
とこらが、私の推理には大きな部分が掛けていた、通常は前日の夕方から来た釣り人は、朝の便で帰る、次に帰るのは昼の便だ、ところがそのルアーマンは夕方の便で帰ったようだった。 これは私の想像を越えていた、なぜなら彼らは私の便より早い朝の便で、この島に来たものと思い込んだからだ。
風がまとも
まあ!、そんな事はどうでも、釣れない事が判ったのでまた波止を移動する事にした、これで都合3回目の移動となる。 今度の波止は、風がまともに受ける場所ではあるが、サイズ良いアジが釣れる確率もある波止なのだ。 数回前の釣行で釣った26cmのアジは、この波止で釣っている。 そのとき満ち上がりで釣れる場所を見つけていた私は、あそこならば日中アジングが可能ではと、さっそくその場所で釣りをした。
これはビンゴだった。 もっと早くこの場所に来れば釣れいたものを、ずいぶんと遠回りしたものだ。
13:10
さくっとこの場所で6匹釣れたが、その後釣れなくなった、もっと早くこの場所に来ればもっと釣れたかもしれないと思うと残念だ。 6匹とはいえ、日中にキープサイズのアジを釣るのは私にとっては難問だ、だから6匹でも嬉しい、これで夜も釣れそうな予感がしたのが、予感は予感であてにならない代表なようなもの、予感は外れ、これがサッパリでみごとなもの。
この場所は最悪
暗くなって風も強くなって、アタリは取りずらくアジの居場所がわからない。
20:12
この日の風力は少ない方だと、天気予報では出ていた、たしかに釣れない事はない風だけど、いかんせんアジの居場所がわからない、四苦八苦で四面楚歌のようは状況。 潮は、アジの居場所が分からない私の事などおかまいなしに、どんどんと上昇する、そうして満潮前のベスト時間、ここで釣らなくていつ釣ると言われそうな時間なのだ。 昼間釣れていたポイントには他の釣り人がいるので、釣る事ができない状況下、なんとも気持ちは焦る。
それでも満潮の潮止まりでは、アジが表層に浮いて釣れるはずと思ったが、ところがどうだ、海面は潮止まりの時間でも、波高が高く、風もあるため、アジの反応は見当たらない。 想像を完全に裏切られた感じの展開だったが、やはりアジはいない事はない様だ。
23:19
キャロ+プラグ
この仕掛けを笑ってはいけない。 仕掛けは本来手品でいえば種にアタルもの、だって手品には種があるというからね、だから仕掛けは観客の想像を越えないと仕掛けにならない、ここまでは手品の話だけど、釣りの仕掛けは状況に合わせて変えるものだから、私も変えてみた。
理由
その理由はこうだ。 アジのライズはほとんどないがアジは表層にいる感じ、通常はジグ単がキャロで釣るのだけれど、この時期ベイトは小魚の様だからプラグの方が釣れるだろうと思ったから。 なにせ、さんざんM島ではプラグでメバルを釣ったのだから、プラグが頭に浮かぶのも分かる。
そのプラグを使いたいが、この場所は、小潮で水位は低い、波高が高く、こんな場所でプラグは扱いにくいだろう。 その扱いにくいのはなぜかといえば 第一風でラインを取られてまともに操作もできない 第二に高い場所からだとリップの小さいプラグが海水を受けて泳がせる事ができない 第三に波高が高いとプラグもラインも翻弄されてやはりまともには泳がせられない。
ならばどうする、キャロの先の鉤の代わりにプラグを付ければ良いじゃんとこれが発想。 だからこんな釣り方を笑わないでもらいたい。 私は、ネットでこんな釣り方を見たこともあるし、実際過去には挑戦もした、しかしそのときは釣れなかった。
ところがであるこの日はこの仕掛けがズバリと命中だった。 しかもアジの興味を抱かせるようで反応がいい、そうしてしばらくこれで釣ったが01:00を堺に釣れなくなった、本当に魚とはつれないものだ、ベイトが他の場所に変わると直ぐにいなくなる、まるでお金の切れ間が縁の切れ目と似てないか。
4度目の移動
この場所で朝まで頑張ってもたぶん釣れないと判断、それで4度目の移動を決意した、都合、昼からここまで21匹の釣果だった、刺身の注文にはなんとか応じられるが、釣りたい気持ちが許さない。 それでまた最初の波止に帰って来た。
釣りの移動は簡単ではないクーラーや竿、道具箱、その他の物諸の物がある、できれば一カ所で済ませたいとものだか、釣れなければしかたがない、もう一人の私の体は嫌だと言っているが、それは聞くわけにはいかなかった。
さて、ここはどうだ、やはり小さいアジしか釣れないのかな、でもしかしこの場所は去年の最初に30cmのアジを釣った場所なのだから、悪いはずはないのだ。
表層、底層、中層と探してみたがアタリがない。 潮も引き潮でけして条件が良いわけでもないのだけど、それでも21匹であきらめることはできないだろう、なんとか釣りたい、たぶんそんな思いだった。
そうして、波止際を釣ってみた、するとアタリがあった、そして釣れた。 この日のアジは波止際もしくは波止の近くの表層にいる事が判明、それなら前出のキャロ+プラグで釣ってみるとこれがまた反応がいい。
02:42
03:56
04:30
再び、キャロ+プラグ
今回の釣果の、ほとんどのアジと全部のメバルは、このキャロ+プラグで釣った。 これにはこれで欠点もある、当然か。 それは、第一にラインが絡む事、キャロ仕掛けそのものが、ライン絡みし易い仕掛けなのだから、しかたがない、キャストの後のサミングを忘れなければ大丈夫。(私もサミング練習中)
第二にアタリのアワセ方、これはプラグの釣り方と全く同じで向こうアワセで釣れば大丈夫。 とはいえ、向こうアワセといえどもアワセは必要、そのアワセ方はスローに竿を引けば、たいがいは刺さる。 これを早く合わせてしまうとスッポ抜ける感じで鉤外れする、一概には言えないところが魚釣りの難しいところだが、おおむねそんな釣り方をしている。
それから、柔らかい竿で伸びるラインならば、こんな心配はないのだけど、そんな道具だとプラグの泳ぎを、それらが吸収する可能性がある、もし全体が私のように硬めならば、ゆるめのドラグで釣る事を勧める。
M島での疑問
次回はM島でもキャロ+プラグをやろうと思う。 前回の釣りで分からない事があるのだけれど、例によって浮いてるメバルを見つけて、シャローマジックで釣ってたとき、そこに流れが来ると釣れなくなること。
それはたぶん流れで浮いてるメバルが沈むからとも思うのだけど、もしかするとプラグの動きが流れで阻害されて、釣れないのかもしれない、それだとキャロ+プラグが役立つかもしれない。 今回は、たまたま条件があって釣れたのかも知れない、釣りは分からない事が次から次と出てくる、ほんと楽しい。
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